ハテナHigh school ブログ版

現役高校教師がお送りする、何の薬にもならない雑談です!

ダーツの回

たくさんある趣味の一つとして、ダーツがあります。正直言って下手くそだとは思いますが、ひたすら楽しく続けられているので、とてもいい趣味だと思っています。

 


基本的にネットカフェで楽しむことが多いのですが、毎回それなりの時間を費やしてそれなりの料金を支払っているので、もうダーツボードを買ってしまおうかなと少し悩んでしまうくらいハマっています。

 


ダーツには色々な種類のゲームがありますが、僕が一番面白いと感じているのは「カウントアップ」です。中~上級者の方々は「クリケット」や「01」を選ぶのでしょうが、僕は圧倒的にカウントアップ派です。ひたすら6時間ぐらい投げ続けていたこともあるくらい。

 


超簡単にルールを説明すると、1ラウンド3投×8ラウンド=24投し、ダーツボードに当たった点数を加算していって、総得点を競うゲーム。ボードの中で最も得点の高いゾーン(20のトリプル=60点)に全て当てることができれば1440点。

 


なんとなくですが、500点を超えるのが初心者としての目標な感じがします。的の真ん中にある「ブル」に当てると50点入り、1ラウンド中に必ず1回はブルに入るようにすると、大体500点くらいはいくようになるので。僕は平均420点くらいで、目標達成には程遠いです。

 


センスがないのかはわかりませんが、上達のスピードはえらく遅い気がします。それでも楽しいと思えるあたり、ダーツの魔力は半端ないです。

 


あまり上手くない割に、なぜこんなにダーツにのめり込んでしまえるのか?

それは、下手なりに感じることのできる爽快感=「ブルに当たった時の効果音の気持ちよさ」があるからです。

 


基本的になかなかブルに入れることはできないので、プレイ中に発狂しそうになったり、妙に落ち込んでしまったりしますが、ブルに一発入れて小気味良い効果音を聞いた瞬間に、今までの全ての負の感情がキレイさっぱり消えて無くなります。これは愉快この上なし。

 


エンタメにはこの「愉快さ」「爽快さ」が必須ですね。

 


あと、自分との戦いであるということも魅力の一つです。

人と対戦する遊びも楽しいとは思いますが、ひたすら自分の記録を更新していく遊びに強く面白さを感じる性格なので、カウントアップはまさにドンピシャの娯楽。

 


自分の精神を上手くコントロールできなくなると「今こそ自分を律する時なり!」なんてことを脳内で考えながら、上手くいったりいかなかったりを楽しんでいられるのです。やっぱりドMなのでしょうか?

 


そしてもうひとつ、僕の心を掴んで離さないダーツの性質は、「自分のダーツをカスタマイズできる」というところです。

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男子諸君には分かってもらえると思いますが、自分なりにパーツの組み合わせを考えて一つの作品を作り上げている時のあのワクワク感は、何にも変えがたいものがあります。アドレナリンが出まくっているのでしょう。

 


ダーツは4つの部品でできています。

①的に刺さる部分の「チップ」

②金属でできた持つ部分の「バレル」

③様々な材質で作られる「シャフト」

④ダーツの飛び方を左右する「フライト」

 


この4つの部品の組み合わせによって、自分専用オリジナルのダーツを作り上げることができます。これがたまらんのです。

 


正直なところダーツ初心者の僕クラスだと、使っている道具の違いがちゃんとわかるレベルではありません。感覚の違いを感じることもそんなにありません。

 


しかし、よくわかっていないながらも「このバレルにこのシャフトの組み合わせがかっこいい」とか「この形のフライトをつければ思い通りの投げができるかも⁉︎」などと考えながらダーツをいじっているのが楽しすぎるのです。

 


無駄に道具にこだわりたくなる感覚、わかってくれる人いると思うんですけどね。もういっそのことダーツの上達よりも「最適の組み合わせ」を見つけるべく、延々と試行錯誤していたいくらい。

 


1人で黙々と何かに没頭するのが好きな人、もしくは「自分オリジナルのカスタム」に脳汁が溢れてしまう人ならば、ダーツは最高の趣味になると思います。是非お試しあれ。

 

 

 

今日のひとこと

ドリンクバーで複数のジュースを混ぜなくなったのは、きっと僕が大人になったからだろう。